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資産運用をお考えの貴方へ告白します。
なぜ、私が一般消費者を対象とした投資教育に使命を感じているかお聞き下さい。
時は2000年初め、あるアメリカの証券会社が、長引く低金利に嫌気をさした個人金融資産1300兆円を狙って、日本に上陸して来たのです。
この証券会社の運用方針は、個別証券投資の「上がった」「下がった」の運用ではなく、金融工学に基く、
素人でも簡単に出来る資産運用の王道でした。
長年資産運用の王道を追い求めていた私は、その理念に共感し、設立当初からお手伝いすることにしたのです。しかし、時代はITバブル全盛期。
ある投資信託は一年で倍になっていました。そのような市場で『我々の運用は、リスクを軽減しながら、物価上昇率に負けない年6%
前後の運用を目指します』と言って、誰が聞いてくれるでしょうか?
やがてITバブルが弾け我々の運用法が正しいことが立証されるのですが、あれほど理想に燃えていた私も、情けないことに、時流には勝てず、
「上がった」「下がった」の証券営業を行っていました。信念を貫けなかった私のせいで、お客様に大変ご迷惑をお掛けしたことは、
今でも大いに反省しております。 理想に燃えて上陸してきた外資も、
日本には本当の資産運用ビジネスは根付かないとサッサと撤退して行きました。
日本から逃げ出すことの出来ない私は、証券会社変更等の手続きに、すべての顧客を訪問しなければなりませんでした。損をさせた上に、
「証券会社が無くなります。別の証券会社に変更して下さい。」と言って事務手続きに歩くのです。 罵声を覚悟での訪問でしたが、
殆どのお客様は逆に、気遣ってくれ、優しい言葉を掛けてくれました。“人間ってなんて優しいのだろう”この時は涙しました。
こんなにいい人達を、このままにして逃げるわけにはいきません。共に今を生きる人間として、責任は最後まで背負おうと、腹をくくりました。
運用を通して、この人達と共に歩もうと、、、そして、決して逃げないと!
資産運用をとおして、ともすれば悲観的になりがちな老後に、少しでも潤いを与える仕事を行なうことを、この時、決意したのです。
一般消費者がバブルに踊らされない、本物の資産運用を、独りになってもこの国に広めようと、、、、、、
行動が速いだけが取柄の私は、以前から親しくして頂いていた、全国の生損保代理店を訪れ、押掛け投資教育を行いました。又、
いち早く投資教育の必要性に目覚めて頂いた各地のNHK文化センター様でも投資教室を開かせて頂き、
ピーク時には年間150回を上回る運用セミナーを開くことが出来ました。
今のように、まだ、株価が上昇している時代ではなく、株価が下がり続けている真只中で、「資産運用の王道は分散です。
日本や海外の株にも投資しましょう」と投資教育を行ったのです。今では非常に感謝されてますが、、
今、また、日本にバブルが訪れようとしています。世界中からダブついた資金が日本に集まり、株高と地価の上昇を演出しはじめています。
当時と違い現在は規 制緩和の進展で、証券会社のみならず銀行、郵便局でもリスク金融商品を販売しています。自己責任の名のもとに、
日本中にリスク金融商品があふれ出しています。
市場環境は大きく変化しましたが、
多くの国民はいまだに投資教育を受けることなく、またバブルに巻込まれようとしています。
知識がないまま、リスク金融商品に触れると、収益のみに目を奪われるのが人間の性です。知識があれば、
人は複数の選択肢の中から賢明な決断を下すことが出来ますが、何も知らなければ、欲に溺れるか、避けて通るしかありません。

