消えた400万円
先日、久し振りに山積の資料に目を通していたら、思わず息を呑んだ雑誌があった。
保険の世界では比較販売は厳禁だが、ナント有名新聞社発行のその雑誌では国内生保の終身保険がすべて掲載され比較されていた。(もちろん保険料も比較出来る)FPにとっても大変貴重でありがたい情報だった。終身保険は一生涯必要な保険で保障額が最低保証されているなら保険料は安い方が得に決まっている。
しかし、現実は100円ショップが全盛期のご時世でも日本人は何故かわざわざ、高い保険を買っている。なぜ人は経済合理性に反した行動を取るのか?????
FPとして悩んだ末に出した結論は、保険加入は人から勧められて加入するものであり自動車やバイクの購入のように、顕在化された欲求に基づき自発的に加入するものではない。その為、最初から比較検討する習慣が無く、情報も消費者まで伝わり難い。
比較検討したくても情報も学ぶ場もなければ、相談する相手も見付からない。何れにしても、契約者が自らが学び、考えることを放棄していることは確かなようある。しかし、雑誌の数字を基に計算してみると終身保険1000万円の契約保険料で約400万円の支払総額に差が生じている(月払、加入年齢30歳・60歳済・男性の場合)最高と最低のその差は倍の開きがあった。その上、保険料が一番安い変額終身保険は、驚くことにインフレにも対応している。
<1000万の保障を買うのに差が400万・・> 知らないでは済まされない額である。
FPとして行動するしかない。
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